シロアリ予防とシロアリ駆除

ヤマトシロアリ

イエシロアリ

ダイコクシロアリ

アメリカカンザイシロアリ
実際にシロアリを見た事がある人は少ないと思います。
シロアリは木を主食とし、その木の表面には出て来なく人間と全く違う所で生活しているため目にする事がないのです。
このシロアリは本来、自然界ではとても重要な役割を果たしており必要な昆虫なのですが、人が住む木造住宅にとっては害虫になってしまいます。
シロアリは日本中どこでも生息して建物へ被害をもたらすのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの4種とされています。
『予防』は今後被害にあわない為にシロアリの侵入を防ぐようにするものです。
家を建てる時の時と既存住宅で実施するものがあります。
新築住宅の木材にはほぼ防蟻防腐処理が施されていて使用されているのは一般には有機薬剤です。これは環境、人への安全性から最大5年間で効果がなくなるように作られていますので予防効果を維持するためには定期的な再処理が必要になるのです。
自分で出来る事には限界がありますが、次の3つは気をつけてみて下さい。

- 1家に湿気を溜め込まない
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2死んだ木しか食べないので木材を庭に放置しない
(ダンボールもです!) - 3建物の基礎近くに荷物を置かない。

駆除
シロアリの羽アリを目撃した場合巣が近くにある可能性が高いと言えます。
そして30分程の短い時間で数百匹と大量に発生します。お家で羽アリを見かけたらまずは掃除機で吸引して弊社へご連絡ください。羽アリは3日もすれば目撃しなくはなりますがこれは‘巣離れ’と考えられ巣にはまだほとんどのシロアリが残っていて食害は引き続き行われています。羽アリが出た時は完全にシロアリの『駆除』が必要となります。
また、家の中で黒アリを見かけた場合はシロアリと関係している場合があります。黒アリはシロアリを好んで捕食するからです。なので一度点検をされる事をお勧めします。
それぞれのお家の特性に合った施工方法を選ぶ事がとても大切です。 敷地が狭いお家にはベイト工法(毒エサを巣に持ち帰らせ巣ごと全滅させる)は向いていないですし床高が低いお家にはバリア工法(床下に薬剤を散布する)はできません。その為にも事前に床下調査を行いましょう。







