- 2024年03月07日
雨漏りしやすいお家とは?
築年数が長いのに雨漏りしないお家もあれば、建ててからそれほど経っていないのに雨漏りするお家もあります。
どうしてこのような差が生じてしまうのか・・・
実は、お家はデザインや作りによって雨漏りのリスクが大きく変わってくるのです。
雨漏りしやすいお家としてまず考えられるのが、軒が短いお家、あるいは軒が全くないお家です。
軒ゼロ住宅や箱型住宅、キューブ型住宅といったものがこちらに当たります。
デザインがスタイリッシュなので人気がありますが、軒が短いまたはないということは、直射日光や雨が直接壁に当たるため劣化しやすいことを意味します。軒にはこうしたことからお家を守る大事な役目があるのです^ ^
屋根に特徴のあるお家も劣化のリスクは高いといえます。
天窓や太陽光パネルは屋根に穴をあけて設置することになるため、少しでも隙間があれば水が入ってきてしまいます。陸屋根は傾斜がないため水がたまりやすいですし、片側だけに傾斜している片流れ屋根は屋根が傾斜している側の壁に雨どいから跳ね上がった水が集中的に当たって劣化を早める恐れがあります。
形の複雑な家や凹凸の多いお家はつなぎ目が多くなるため、そこから水が浸入してくるかもしれません。
屋上バルコニーや1階の上に設けられたバルコニーも、防水工事をよほどしっかりしていないと築年数が浅くても雨漏りがする可能性があります。
このようにデザイン重視に偏ってお家を建ててしまうと、防水の機能が不十分になってしまうことがあるので注意が必要です!!!
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