株式会社ダイデン群馬 > 屋根に苔や草が生えている!?
- 2024年10月29日
屋根に苔や草が生えている!?
屋根から苔や草が生える原因は、”屋根に水分が含まれている”からです
【スレート屋根に苔】
スレートは塗料によって防水されています
もし、塗料が剥がれて素地がでてしまうと水分がしみ込んでしまいます
日陰など日当たりの悪い部分ですと乾ききらずスレートが水分を含んだ状態が長く続きます
そうすると空気中の胞子がスレート表面に付着して、水分を好む苔は繁殖してしまうのです( ; ; )
【瓦屋根から草】
古い古民家や日本家屋の瓦屋根は「土葺き」という工法で施工されています
土葺きとは、瓦を葺く際下に大量の土を敷き詰め上の瓦を固定しています
もし瓦が損傷したりズレていると雨が降った際にその隙間から水が入り込み、下の土に雨水がしみ込んでしまいます
そして、植物の種が風や動物や虫などによって乗って運ばれてきて草が生えてきます
また、瓦屋根の天辺にある棟瓦を固定している漆喰も土でできていることから、劣化しヒビが入っていたり崩れ落ちていると同様に草が育ってしまうことがあります
屋根に草や苔が生えているだけといって放置をするのは禁物です!
屋根に水分が入り込んでいるということは雨漏りにつながる可能性があります
すぐには雨漏りにつながらないですが、屋根に水分が溜まっていて吸収しきれない水が徐々に建物内部に入ってきて、気が付いたら天井にシミがある、水が落ちてきたといったことになってしまいます
雨漏りは放っておくと家全体の大きなダメージを与える他、下記のような二次被害が発生する危険性があります
・家の強度が低下
・シロアリが発生
・人的被害
・漏電
屋根の状態を自分で見るのは大変危険ですので、必ず業者に頼んで見てもらいましょう!!
少しでも気になる事がありましたら何でもお気軽にお問合せください♪